ファイナルファンタジー7その他小ネタ、テクニックデバッグルームに入る方法

デバッグルームに入る方法

デバッグルームとは

デバッグ(debug)とは、開発したゲームに不具合が起こっていないかどうか、イベント・操作・数値などあらゆる側面から動作確認を行い、調査することを指します。

デバッグルームとはデバッグを行いやすくするため、ゲームにおける物語の特定の地点まで一気にワープしたり、ステータスや操作キャラクターを任意の値に変えることのできる空間を指すことが多いです。

FF7 における「デバッグルーム」

FF7 にもこのデバッグルームと呼ばれている空間が存在します。

背景のグラフィックは存在せず真っ暗で、ストーリーに登場する様々な NPC が配置されています。話しかけることで突然戦闘が開始したり、マテリアや装備を大量にゲットしたり、物語の特定のポイントへワープすることが可能です。

ただ、このデバッグルームは公式によって詳細が明言されておらず、その空間の内容から、開発者がデバッグ用に利用していたのではないかと推測されているだけです。

実際には何の目的で用意されているのか、なぜ製品版にもデバッグルームが残っているのかは不明です。

注意点

デバッグルームに入ることのできるのは PC 版だけです。他の機種では後述するデバッグルームへ入る手順を行っても、デバッグルームにアクセスすることはできません。

詳細は以下のページをご覧ください。

Switch版でデバッグルームに入る方法
FF7の開発者が動作テストを行うために用意したといわれているデバッグルーム。PC版ではバグを利用し、チート無しで進入することが可能ですが、Switchのインターナショナル版FF7では同様に進入可能なのでしょうか。

デバッグルームでできること

  • セーブクリスタルを無制限に獲得
  • 任意のキャラクターをパーティに加える
    • この方法を使って、セフィロスを仲間にすることも可能です
  • ストーリーの任意の地点へワープ
  • 任意のムービーを再生
  • ストーリーの特定のフラグをリセット
  • 所持金の増加
  • マテリアを獲得
  • 戦闘(AP 大量入手)

デバッグルームではフリーズも頻繁に発生するため注意が必要です。

事前準備

デバッグルームへアクセスするには、以下の 2 つのセーブデータが必要になります。

  • 「クラウドの過去」のセーブデータ
  • ワールドマップの「ジュノンエリア」でセーブしたセーブデータ

物語序盤のミッドガル脱出後、カームの宿屋でクラウドの過去を全員で振り返るシーンがあります。この際に「クラウドの過去」というマップを探索して、物語を進めることになりますが、途中でセーブすることができるタイミングがあります。

このセーブデータがデバッグルームにアクセスするために必要になるため、もしセーブデータがない場合は、もう一度最初から始め、「クラウドの過去」というセーブデータを作成してください。

実際にデバッグルームへアクセスしたいセーブデータは、ワールドマップの「ジュノンエリア」へ移動した状態で手順を開始してください。

デバッグルームへ入る手順

⚠️

デバッグルームにアクセスするために、2つのセーブデータを何度か行き来することになります。 ここでは便宜上、前述した「クラウドの過去」のセーブデータをセーブ A、実際にデバッグルームへアクセスするセーブデータをセーブ Bと呼びます。

  1. セーブ A をロード
  2. 神羅屋敷へ入り、すぐに外へ出る
  3. 人の壁をすり抜け「ニブル山」へ(詳細は後述)
  4. ニブル山で敵とエンカウントし敗北する
  5. セーブ B をロード
  6. 戦闘に勝利 ➡ ニブル山にワープする
  7. ニブル山からワールドマップに出て、敵とエンカウントし敗北する
  8. セーブ B をロード
  9. セーブ A をロードし、ジュノンエリアを走り回って、「フォーミュラ x1、ネロスフェロス x2」の組み合わせとエンカウントするまで逃げ続ける
  10. 「フォーミュラ x1、ネロスフェロス x2」から逃げ、その直後にエンカウントした敵と戦闘し勝利する
  11. デバッグルームへワープ

神羅屋敷スキップについて(人の壁のすり抜け方)

「クラウドの過去」で神羅屋敷に進入すると、イベントが完了するまで神羅屋敷の門の前にザンガンさん等が立ちふさがり、通ることができなくなります。

ただ、人と人の間を上手くすり抜けることで、人の壁を通過しニブル山へアクセスできます。

方法は以下の通りです。

  1. 3 人が立ちふさがっている中心あたりに立つ
  2. 下方向に歩きとダッシュを交互に繰り返す(2~3 回)
  3. 右下方向にダッシュ

これだけで簡単にすり抜けることが可能です。